黄色のパワー
今回は「黄色」について陰陽視点でご紹介したいと思います。
「黄色」は中国では古くから最もパワーのある色とされています。
この由来は「黄帝」から来ているともいわれてます。
「黄帝」とは今から約4500年前の王様、五帝の筆頭で、
弓矢を発明するなど中国の人文の祖とも言われている人物です。
また100歳以上生きたとの逸話も残っています。
黄帝の正式な名前は姫軒轅で、最も権力のある「帝」に「黄」を付けたと言われています。
また「黄色」は「五行説」では中心を表します。
昔は、色の表現は「白」「黒」「赤」「青」の4色しかありませんでした。
「青」とは今の「緑」に相当し、「真っ青」も「アオ」と表現していました。
緑色の芽を「青葉」と表現したり、「青信号」は実際には「緑」であったりと、
その名残は今でもあります。茶色や紫は「アカ」と表現する年配の方もいますね。
その中でも「真黄色」だけは特別で権力者しか使うことが出来ませんでした。
黄色に近い赤「オレンジ」は「赤」、黄色に近い青「黄緑」は「青」となり、
昔の権力者が所有していた色、それが「黄色」なのです。
みなさまも黄色を持つとお力がいただけるようになるかもしれませんね。